スリーパー

スリーパー

人間は一日に8時間寝るとしたら、人生の3分の1を寝ている事になります。

90歳まで生きていたら、そのうち30年は寝ています。

これだけの時間を過すのであれば、睡眠に工夫をこらしたりお金をかける事は惜しむべきではない、そう思ったのが小学生高学年頃でした。

非常にシンプルで当たり前の話なので、小学生の頃から今に至るまで考えは変わっていません。それがスリーパーの出発点でした。

しかし、「寝る」という事に正解はなく、寝具だけで最高の睡眠を得られるわけではありません。

その時の体調や気温、湿度が寝相を変化させ、今の寝具で果たして適切な睡眠を得られるのだろうか、など、日々調整に調整を重ねる職人的思考が求められます。

それに失敗すれば酷い肩こりを誘発し、浅い眠りで夜中に何度も目を覚ます様な事態に繋がります。

日々、戦いの連続というわけです。

しかしその戦いの中にあって、収入に相応する程度ですが寝具にはこだわってきました。

今は枕一つとっても色んな素材があり、パイプ枕なんかは湿気を溜め込まないので、夏などに適しています。が、少し固い部分もあるので、低反発枕に比べて柔軟性に劣ります。

しかし低反発枕は空気の通りが悪いので、暑い日には少し寝苦しくなります。

枕という相棒探しは困難を極めました。

私はかつてから、人のお腹程気持ちのいい枕はない、そう思っていたのですが、なかなかそれを再現する様な枕は見つかりませんでした。

しかし、ある日理想とする枕が見つかったのです。

低反発に属するのですが、これぞ、少し脂肪のある優しいお腹です。

特別な事情がない平常時の睡眠はこれでカバー出来る様になりました。

野球で言えば、安定して完投、二桁勝利してくれる先発が入団した様なものです。

そう、ある種スリーパーは監督に近い作業が強いられるのです。

ベッドの固さ、掛け布団の厚さと気温の関係、朝は日差しが顔に差す様な位置関係かどうか、そんな球場管理も全てに目を配っていなければなりません。

と、ダラダラと面倒くさいスリーパー論を語りましたが、人生で最高の目覚めはいつだったかを今でもはっきり覚えています。

それは冬に家出し、ダウンジャケットを着て近所の公園で寝ていた日でした。

朝日が私を目覚めさせ、何の気持ち悪さも残さない最高の目覚めでした。

結局、自然に勝てる寝床は存在しないのかもしれません。

スリーパーの執着地点は、天然芝かもですね?

フィットシャトルハイブリッド

字幕はもっと好き

小学生の息子がアニメ以外の映画にも興味を抱くようになったので、一緒に洋画を観にいくようになったのですが、その際あることで子どもと意見がぶつかってしまいます。私は字幕派、子どもは吹替派なのです。

「字幕ならさぁ、英語の勉強にもなるからさっ、字幕にしよ」

と私はいつも子どもに言います。英語の勉強になるかといっても実際は知れている程度だと思いますので、それは私が字幕で観たいがための口実でしかありません(笑)

「えぇ、嫌だよ。家で字幕で観たってぜんっぜん分かんないし。吹替の方が画に集中できて面白いよ~」

うぅ…… 子どもは素直ではっきりとした意見を言ってくれます。

結局はいつもそんな感じで私が折れて吹替を観るようになってしまいます。

初めて子どもと洋画を観にいったのは「アイアンマン2」でした。家で「アイアンマン」を観たら子どもがすっごく嵌ってしまいましてね、それで一緒に続編を観にいったのです。このときもやはり吹替で観ました。

観るまでは、正直心の中では不満がありましたね。あんまり意識して観ないようにして、後で一人、字幕版を見直そうと思っていましたから。

ところが、これが意外と吹替でも面白かったんですよね。これはロバート・ダウニー・Jr演じる主役のトニー・スタークの吹替が、ばっちり嵌っていたからでした。吹替を担当していたのは確か、声優の藤原啓治さんだったかな? アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原ひろしの声を担当されている方です。

このお陰で、吹替版も悪くないんだなぁと思えるようになりました。

映画のベースがアメコミだったからというのも、吹替の違和感の無さに大きく影響していたかもしれませんね。その後同じくアメコミ映画である「マイティ・ソー」や「キャプテン・アメリカ」も吹替で観ましたが、違和感はほとんど感じませんでしたから。

アメコミ映画ではなく、シリアス系の戦争やサスペンス、ノンフィクション作品だったら、ちゃんと試したことは無いので分かりませんが、おそらく吹替で観たら違和感を感じてしまうのではないかと思います。もしかしたら、アメコミ映画と同じく違和感が無いかもしれません。

子ども観にいく映画はアメコミ映画ばかり。なので映画に行くたびに私は字幕、子どもは吹替で揉める必要は無いようにも思えるでしょうが、結局どっちかというと字幕の方が私は圧倒的に好きなので揉めちゃいます(笑) 吹替は嫌いではなくなりましたが、吹替は好き、でも字幕はもっと好きなんです。

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